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保護猫たちのニャン生

(3)カイル 気弱な一匹オオカミ

キャットカフェ「ミーシス」のカイル=中嶋真希撮影

 横浜・関内にある保護猫カフェ「ミーシス」は、さまざまな事情で家族のもとを離れた猫や、路上で生きてきた猫たち24匹が暮らす。「かわいくないからいらない」と人間の勝手な都合で捨てられた猫や、両目がない状態で保護された子猫--。苦境を乗り越え、猫カフェで楽しく暮らす猫たちの素顔を紹介する。【中嶋真希】

カイル 10歳

 長い毛が美しいロシアの猫「サイベリアン」がほしいと百貨店の外商に注文した客がいた。その客は、ほんの数カ月で「甘かみするから、いらない」と猫を返品。すでに去勢手術も済ませており、ブリーダーに返すこともできない。行き場をなくして、ミーシスにやってきたのがカイルだ。店が開業した2009年にやってきて、もう10年になる。

 13年、ロシアのプーチン大統領から秋田県知事に贈られたことで話題になった品種。体が大きいから、お客さんに「犬が1匹いますよね?」と言われたこともあった。見た目は犬、性格は一匹オオカミ。いつもほかの猫から離れたところで昼寝している。

 気高い見た目とは違って、意外と気が弱い。スタッフがカウンターに出入りするためのパタパタと開閉するドアが怖くて、自分では開けられない。ほかの猫たちは自分で入っていくのに、カイルはスタッフが開けてくれるのを待っている。

顔をこすりつけるカイル=中嶋真希撮影

 夏になると、長い毛をサマーカットするのが恒例行事。顔回りとしっぽだけ長く残して、まるでライオンのようになるのがお客さんの楽しみだ。

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