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号外埼玉知事選、大野氏初当選 与党系候補破る
詩の橋を渡って

<軋り>を耳にしながら=和合亮一(詩人)

4月

幾重にもうねる鉄の河が流れていて

ぎっしりと貨車と客車とが休んでいる

夜中に冷たい空気を吸おうとして窓を細くあけると

長い鉄の軋りが聴こえてくる

 三十代と四十代で一冊ずつ、さらに約十年が経(た)ち一冊。大切に詩集を編む詩人だ。生きる場所をテーマにして書かれた君野隆久の新詩集『声の海図』(思潮社)を、様々な旅の道行きに持ち歩くようにして読みながら、書き続ける力について考えた。冒頭にて「その町は鉄工所と旋盤工場ばかりで/道路が錆(さび)で赤く染まっている」という町の風景が登場する。

 「緑はない/プールも市場もない/ただ鉄条網の向うに広い広い/幾重にもうねる鉄の河が流れていて/ぎっ…

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