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平成3(1991)年4月の昼下がり、旧淀江町(現・米子市)の教育長だった安江禎晃(さだあき)さん(85)=米子市=は何の気なしに土中から拾い上げた破片に、紫色の模様をみつけた。この年から本格的な発掘調査が始まった上淀廃寺跡(同町)の現場を視察したとき。奈良国立文化財研究所の山中敏史主任研究官(当時)に見せると「これ壁画です! どえらい発見ですよ」。目をむいて驚いた顔は今も忘れない。
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