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予防医療で長寿に備え

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健診で採血されるフレンチブルドッグ=東京都板橋区で
健診で採血されるフレンチブルドッグ=東京都板橋区で

 栄養状態や飼育環境の改善で、ペットの寿命が延びている。高齢になったペットの健康を保つため、健康診断などで日ごろから状態を把握し、病気を予防する「予防医療」が広がっている。

 ●「年1回は健診を」

 東京都板橋区の動物病院「ペットクリニック アニホス」の定期健診で、獣医師の弓削田(ゆげた)直子さんが9歳のフレンチブルドッグの頭や脚を丁寧に触っていた。「目の結膜や歯茎の色に異常がないか、リンパ節に腫れがないかなどを確認している」と弓削田さん。その後、聴診器で心音やのどの音などを確認。後ろ脚に注射し採血もした。弓削田さんは、「病気の早期発見のためにも、1年に1回以上は健診に来てほしい」と話す。

 ペットの犬猫の寿命は、近年延びている。一般社団法人ペットフード協会(東京都)が2018年に実施した調査によると、犬の平均寿命は14・3歳、猫の平均寿命は15・3歳。10年の調査では犬13・9歳、猫14・4歳だった。愛知県犬山市の犬山動物総合医療センター代表で獣医師の太田亟慈(じょうじ)さんは「室内飼育の普及やペットフードの高品質化、医療の進歩などが要因と考えられる。ペットの高齢化と共に健康問題に…

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