メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

JA北海道厚生連の情報漏えい 会長と道議、無断利用「知らなかった」

記者会見で頭を下げるJA北海道厚生連の西一司会長=札幌市中央区で2019年4月24日午後3時1分、竹内幹撮影

 JA北海道厚生連の西一司会長が自民党の現職道議に職員の個人情報を無断で漏えいした問題で、西氏と自民道議2人が24日、それぞれの関与を認めた。3氏とも4月7日投開票の道議選の選挙活動への情報の無断利用については「知らなかった」と否定したものの、詳細な事実関係を明かさなかった。

 西氏によると、札幌市西区選出の自民道議、加藤貴弘氏(36)側が3月までに道厚生連の同西区在住の医師や看護師ら72人全員を無断で後援会に入会させた。西氏は2月、オホーツク西地域選出の自民道議、久保秋雄太道議(41)から「パンフレット配布の政治活動のため」と説明を受けたが、加藤氏への情報提供や後援会入会は「想定外」と強調。

 久保秋氏は加藤氏に名簿提供した際、「個人情報を含む」と伝えたが、目的は知らなかったと説明。加藤氏も「事務所を手伝う人物が名簿を誤り、軽率な行動になった」と説明し自らの関与を否定した。ただ、詳細な事実関係は答えず、同席した自民党道連の小畑保則幹事長も「訴えられていない。そんなに大きなことでない」と事態を軽視するような発言を記者団にした。

 個人情報保護法では、個人情報を扱う事業者は、事前の目的説明や本人の同意なく、第三者に個人情報を提供できないとしている。

 個人情報保護に詳しい新潟大学法学部の鈴木正朝教授は、後援会活動など政治団体や報道機関への情報提供が同法の適用除外とされる一方、提供を受ける側の自主管理が必要なのにあいまいになっているケースも多いと指摘。「自主規制が十分だったか検証が必要」と述べた。【山下智恵、澤俊太郎】

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS Hey! Say! JUMP、全国ツアー開催を見送り 一部ファンの迷惑行為の影響
  2. 「佐賀、北朝鮮のよう」自民・谷川議員が長崎新幹線めぐり発言
  3. 神羅万象チョコ 15年の歴史に幕 累計1億2575万個販売 7月に最終弾発売
  4. いだてん 孝蔵役の森山未來が金原亭馬生と古今亭志ん朝も演じ分け 語り含め1人4役に視聴者衝撃
  5. パール槍ケ岳 真珠のランデブー 長野・須坂

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです