「おかあさん、ありがとう」投下3日後の写真に藤井さん 広島・原爆資料館リニューアル

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 広島市の原爆資料館本館がリニューアルオープンした25日、東京都調布市の会社員、藤井哲伸さん(58)が訪れ、入り口に掲げられたメイン写真を静かに見つめた。原爆投下の3日後に毎日新聞記者が撮影した、当時10歳だった母幸子(ゆきこ)さんの姿だ。被爆の影響とみられるがんのため、若くして亡くなった母に「生んでくれてありがとう」と改めて語りかけた。

 写真は1945年8月9日、毎日新聞大阪本社写真部の国平幸男記者(2009年に92歳で死去)が、広島市中心部で撮影。長く身元は分かっていなかったが、毎日新聞のサイトで公開されていた写真を見た藤井さんが17年8月、「右腕の傷に見覚えがある。母親ではないか」と名乗り出た。写真の比較など専門家による鑑定の結果、幸子さんと確認された。

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