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松野町松丸、富岡にまたがる中世・戦国時代の山城「河後森城(かごもりじょう)」跡の姿が過去約30年の調査で浮かび上がってきた。1997年に国史跡に指定され、2017年には全国3万以上の城郭から日本城郭協会が選定する「続日本100名城」に輝いた。城山に群生するオンツツジも来月初旬までが見ごろ。町教委は学びの場としての整備活用も進めており、大型連休前半の知的散策にもぴったりだ。【松倉展人】
河後森城跡は松野町中心部を流れる広見川、堀切川、鰯川に囲まれた馬蹄(ばてい)形の丘陵約20ヘクタールに築かれた山城跡で、1991年度に本格的な発掘調査が始まった。標高172メートルと最も高い場所に築かれた「本郭(ほんかく)」(城主の居所と武家儀礼の場)を中心に、大小さまざまな「曲輪(くるわ)」(平たん地)が確認されている。
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