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25日午前9時半、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前。抗議の座り込みに参加する人たちが声を上げ、県警機動隊員ともみ合いになった。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に伴い、政府が辺野古沿岸部の埋め立てに向けた護岸工事に着手したのが2年前の平成29(2017)年。県の反対をよそに「美(ちゅ)ら海」はその姿を変えようとしている。
攻防の現場から約600メートル先の辺野古の集落。夕暮れ、野底(のそこ)かおりさん(49)がスナックの開店準備に追われていた。「米軍が来た方が活性化する」。6年前に開いた店には、ベトナム戦争で消息不明になったシュワブ所属の軍医だった父の名をつけた。「基地は自分のルーツ。否定してほしくない」
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