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防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声

防衛大綱で事実上の空母化が決まった護衛艦「いずも」=神奈川県横須賀市で2018年12月、本社ヘリから玉城達郎撮影

 防衛省は海上自衛隊最大の護衛艦である「いずも」型2隻を改修して、短距離離陸・垂直着陸戦闘機を搭載できるようにする事実上の「空母化」に向けた検討を本格化させている。野党は「専守防衛からの逸脱」と批判し、自衛隊の現場からも費用対効果を疑問視する声が上がるが、将来の小型空母の取得に向けた布石という側面や米軍支援の拡大に備える政府の思惑も透けてみえる。【前谷宏】

 海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)に停泊中の護衛艦「いずも」(2015年就役)が3月13日、報道陣に公開された。整備区画も含め約170メートルの奥行きがある艦内の格納庫から昇降機で飛行甲板に上がると、視界に運動場のような空間が広がっていた。艦首から艦尾までが平らな全長248メートル、幅38メートルの甲板。5機のヘリコプターの同時発着が可能だ。

 「いずも」と同型艦「かが」(17年就役)は哨戒ヘリを使って周辺国の潜水艦の動向を探る対潜戦を主任務とする。高い通信能力を生かした艦隊の指揮中枢艦としての機能や、大きな船体や医療設備を活用した輸送艦、医療拠点などの役割も併せ持つ多機能艦だ。

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