子ども間の性的問題、対応ノウハウが不足 分析急務

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 厚生労働省は26日、児童養護施設や里親家庭などで、子ども同士の性的な問題を2017年度に計732件確認したと発表した。調査は、児童養護施設での性暴力に関する民事訴訟で被告の三重県が資料を開示したことなどを背景に実施された。施設での子ども間の性的な問題はこれまでも関係者を悩ませつつ実態把握が進んでいなかっただけに、一定の意義がある。

 学校と違って子どもの生活の場である施設は、どうしても職員の目が届かない時間や場所がある。被害も訴えにくく、発見は難しい。被害者が後に加害者となる「連鎖」も指摘される。対策は急務だが、調査では施設の半数程度が「性的な問題への対応ノウハウが不足している」と感じていることも判明した。

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