京都大は26日、退去要請に応じず学生自治寮「吉田寮」(京都市左京区)の「現棟」に住み続けている寮生20人に対し、不法占有などとして明け渡しを求める訴訟を京都地裁に同日付で起こしたと発表した。京大によると、学生を相手取って提訴したケースは過去初めて。寮自治会は「法的手段で追い出すのは非常に残念」としている。
1913年建築で木造2階建ての現棟について、京大は耐震性不足などを理由に昨年1月以降の入寮を禁じ、寮生には同9月末までの退寮を要求。反発する寮自治会との協議は決裂し、同10月に退去通告し、加入電話も止めていた。
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