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週刊テレビ評

ショーケン、追悼番組 輝く個性、深まる喪失感=ペリー荻野

 1978年の夏、高校生の私は、地元・名古屋のナゴヤ球場にいた。目的は沢田研二のコンサート。前年、「勝手にしやがれ」でレコード大賞を獲得したジュリーは絶好調。コンサートも超満員、大盛り上がりで終盤に差し掛かったとき、ものすごい歓声が上がった。ステージに飛び入りしたのはショーケン、萩原健一さんだった。

 萩原さんが亡くなってひと月がたつ。驚いたのは、急きょ放送されたNHK「クローズアップ現代」が、本人から、8年間撮りためたプライベート映像を託されていたことだった。2011年、結婚直後に希少がんが見つかったこと。再発の衝撃。病名を明かさず、ギリギリまで仕事を続けた日々。とても走れる体調ではなかったのに、昨年のNHKドラマ「不惑のスクラム」では、吹き替えを断り、自らグラウンドを走った。腹水でふくれたところを衣装のベルトで締めつけ、奥様に止められても言うことを聞かない。編集を急いだせいか、「クロ現」には珍しく、音声が出ないトラブルもあったが、画面に…

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