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@東京・中央区 平成残り4日 試される「移民」理解

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技能試験を終え、会場を出るネパール人のベガ・ロスナさん=東京都中央区で2019年4月26日、手塚耕一郎撮影
技能試験を終え、会場を出るネパール人のベガ・ロスナさん=東京都中央区で2019年4月26日、手塚耕一郎撮影

 26日午後1時半ごろ、東京都中央区京橋のビルに外国人が続々と入っていった。4月に新設の外国人労働者向けの在留資格「特定技能1号」の外食業の技能試験を受ける若者たちだ。

 居酒屋「はなの舞」などを展開するチムニー(本社・東京)への入社を目指すネパール人のベガ・ロスナさん(26)は、会場前で同社の中国人社員、金美香さん(36)から受験票を受け取った。合格すれば正社員として最低5年間働ける。

 4年前に来日し日本語学校と専門学校に通った。アルバイトを通じて接客業への興味が膨らんだ。「お客さんとの交流が楽しい。長く働きたい」。金さんは「後輩を育てる人材になってほしい」と期待を込める。

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