- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

10日間の超大型連休が27日、スタートした。新元号「令和」ゆかりの地として突然スポットライトを浴びた福岡県太宰府市は朝からにぎわいを見せた。新元号の公表後、連日多くの観光客が訪れるようになった市は、うれしい悲鳴を上げながら対応に追われている。
令和の由来の序文がついた歌が詠まれた大伴旅人(おおともの・たびと)邸の「梅花の宴」を再現したジオラマなどがある大宰府展示館。午前9時の開館から次々に人が訪れ、風流なジオラマをスマートフォンで撮影するなどしていた。北九州市に単身赴任中の会社員、出田友樹さん(45)は広島市の家族を連れて訪れ、「太宰府は修学旅行で来たことはあったが、学問の神様というイメージでした」と興味深そうに見入っていた。
令和の発表後ひと月足らずで、これまでの年間の数字の2倍に当たる約2万6000人が訪れた。土、日曜は50人程度だった来館者は約1000人に膨れ上がっている。
この記事は有料記事です。
残り539文字(全文935文字)