8年前の「アラブの春」は独裁政権打倒を果たす一方、治安の悪化など混乱も招いた。古代文明発祥の地、エジプトでは貴重な文化遺産が盗難や密売の危機にさらされ、その一部はテロの資金源になっているとされる。
しかし、そんな中でも考古学者たちは情熱を傾けて活動している。その専門知識を駆使し、遺物の国外流出を阻止すべく「Gメン」となって目を光らせるチームがある一方、新発見を求めて精力的に発掘を続ける人々もいる。実際、ピラミッドやクレオパトラを巡り「常識」を覆したり、長年の「謎」に肉薄したりするような報告も相次いでいる。
ときには身の危険さえ感じる困難な状況の中、「歴史のプロフェッショナル」として奮闘する人たちに迫った。
この記事は有料記事です。
残り4924文字(全文5239文字)
毎時01分更新
2月2日の節分を前に、例年になく飲食店やホテル業界の恵方巻…
全国の主要74市区を対象に実施した毎日新聞のアンケート調査…
昨季限りで、サッカーJリーグ・川崎フロンターレでの18年に…