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今週の本棚・本と人

『藁の王』 著者・谷崎由依さん

谷崎由依さん=大原一城撮影

 ◆谷崎由依(たにざき・ゆい)さん

 (新潮社・1944円)

修業時代も自分の糧に

 今年の芸術選奨新人賞に選出された著者の4編を収めた作品集。表題作は、著者と同様、大学で文芸創作を教える女性作家が語り手だ。学生たちとの近いようで遠い人間関係を通して、女性作家の孤独な心象風景を描き込んだ。「人はなぜ書くのか。書くことを教えるとは、どういうことなのか。それは可能なのか」。主題が痛々しいほど胸に迫る。

 著者は近畿大で准教授を務めている。その経験に裏打ちされた表現の数々には、リアリティーがあふれている…

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