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平成のシンボル、スカイツリー周辺を歩く 天空と路地で見渡す令和

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そびえ立つスカイツリーの元で、下町の人たちの日々の営みが続く=東京都墨田区業平で、吉田航太撮影
そびえ立つスカイツリーの元で、下町の人たちの日々の営みが続く=東京都墨田区業平で、吉田航太撮影

 今日で平成が終わる。バブル崩壊と共に時を刻んだ平成は、インターネットやスマートフォンの普及で社会や暮らしが変わった一方、災害に見舞われた時代でもある。「令和」までの時間をかみしめながら、新しいまちのシンボルとなった東京スカイツリー周辺の下町を歩くと、時代の陰影が見えてきた。【鈴木梢】

 平成に生まれた新名所が多くの観光客を吸い上げ、7年がたった。電波塔として世界一高い634メートルの東京スカイツリーが、東京都墨田区に開業したのは平成24(2012)年。思えばこの30年で、東京都庁(新宿区)、六本木ヒルズ(港区)など高層ビルが林立し、高さがステータスや富の象徴になった。

 地下鉄の押上駅を降りると、外国人観光客らで大にぎわい。商業施設、東京ソラマチの1階にある土産店には「令和」の文字が入ったTシャツが並ぶ。ドイツ人のカップルに元号を知っているかと尋ねると、「知らないけど、そこで時間がリセットされるの?」と不思議そう。中国で発祥した元号が使われているのは今や日本だけだ。

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