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ほくりく今昔

いよいよ新時代「令和」が始まる。移り変わった北陸の姿を「今」と、平成が始まった頃の「昔」の写真2枚で振り返る。

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平成から令和へ/3 福井・鉄道除雪車 冬を待つ“名物車両” /石川

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福井市内で除雪に励むデキ11=福井鉄道提供
福井市内で除雪に励むデキ11=福井鉄道提供

 一部区間は道路上の軌道を走り、福井市と福井県越前市を結ぶ福井鉄道。冬に沿線住民に頼りにされた名物車両が、平成の終わりと足並みをそろえるようにひっそりと引退した。1923(大正12)年に製造された除雪車「デキ11」で、平成では最も深い147センチが福井市に降り積もった昨年2月にも活躍した。

 貨物車を改造した濃紺の車体はいかにも武骨だが、圧雪に乗り上げて脱輪したことも。1981(昭和56)年の「56豪雪」以来となる大雪に見舞われた昨冬は、軌道上の除雪ができる唯一の車両だったため老骨にむちを打つように何度も出動した。けなげにも見えたのだろう、自らの半…

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