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とくしま動物園北島建設の森(徳島市)で29日、人気のミーアキャットの新たな飼育舎がお披露目された。国内の動物園では初めて、壁の一部をガラス張りにして、巣穴の様子を観察できるようにした。穴の中でくつろいだり、走り回ったりする姿が楽しめる。
施設は鉄筋平屋建て41平方メートル。これまでの屋外展示施設の南隣に新設した。正面の壁縦1メートル、横3.2メートルをガラス張りにし、巣穴の中で過ごす様子が分かる。
元々アフリカ南部に生息し、地中に穴を掘って巣穴で過ごすことが多いミーアキャット。サバンナエリア担当の飼育員、木村善子さん(54)によると、屋外施設では独自に長い穴を掘ってくつろぎ、出てこない時もあったという。「居心地の良い巣穴で過ごす様子を見ることができれば、来場者に楽しんでもらえる」と、職員の提案で一部をガラス張りにすることに決めた。
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