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天皇陛下の退位儀式 皇居で始まる

「退位礼当日賢所大前の儀」に臨まれる天皇陛下=皇居・賢所で2019年4月30日午前10時3分(代表撮影)

 天皇陛下は30日午前、皇居・宮中三殿で、退位に伴う儀式「退位礼当日賢所(かしこどころ)大前(おおまえ)の儀」に臨まれた。同日をもって退位することを広く国民に伝える国事行為「退位礼正殿の儀」を夕刻に行うことを、皇室が祖とする天照大神(あまてらすおおみかみ)に報告した。

 午前10時過ぎ、陛下は天皇専用の古式装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に身を包み、宮中祭祀(さいし)をつかさどる掌典長の先導で、天照大神を祭る賢所の回廊を進んだ。厳粛な表情で笏(しゃく)を持って進み、中に入る際に深々と一礼。装束の裾を持った侍従らが続いた。宮内庁によると、陛下は拝礼し、「御告文(おつげぶみ)」を読み上げた。皇太子さまも専用の装束「黄丹袍(おうにのほう)」を着て参列した。

 頸椎(けいつい)症性神経根症の持病がある皇后さまは、住まいの御所で過ごした。皇太子妃雅子さまは退位礼正殿の儀に備え、住まいの東宮御所(東京都港区)で過ごした。

 宮中三殿は、中央に賢所があり、国内のさまざまな神を祭る神殿と、歴代天皇などの霊を祭る皇霊殿が左右にある。

 3月12日に始まった退位に関する儀式は、神武天皇陵(奈良県橿原市)や伊勢神宮(三重県伊勢市)の参拝などが行われてきた。締めくくりの儀式となる退位礼正殿の儀は午後5時から宮殿「松の間」であり、陛下が天皇として最後のおことばを述べる。皇族方のほか三権の長や閣僚ら約300人が出席する。

 陛下は儀式後、元皇族や宮内庁幹部らのあいさつを受け、最後は御所で侍従長ら側近のあいさつがある。一連の行事が終わるのは午後7時を過ぎる見込み。5月1日の新天皇即位に関連する行事には出席しない。【山田奈緒】

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