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○阪神8―3広島●(30日・甲子園)
平成最後の勝利投手にふさわしい、93球の復活劇だった。昨年10月に右膝のクリーニング手術をし出遅れていた阪神の秋山が、7回を散発3安打の無失点に抑えて今季初勝利。この日唯一のナイターだったこともあり、「正直、(平成最後は)狙っていた。名前が残ることを前向きに捉えたことが、良い投球につながった」と喜びをかみ締めた。
直球こそ捕手の構えと逆を突くこともあったが、「変化球をうまく使えた」とカットボールやフォークの制球がさえ、六回までわずか2安打。七回に単打と四球で2死一、二塁と初めてピンチを招くも「平成最後なので一球、一球気持ちを込めた」。代打・西川をフォークで二ゴロに仕留めると、思わず笑みがこぼれた。
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