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令和の政治に物申す 松尾貴史さんに聞く 権力者風刺は芸人の務め

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「違和感のススメ」の出版を記念して開かれた松尾貴史さん(左)と表紙の装画を担当した漫画家、しりあがり寿さんのトークイベント。松尾さんは政治家の物まねを披露して会場の爆笑を誘った=東京・下北沢で2019年4月12日、沢田石洋史撮影
「違和感のススメ」の出版を記念して開かれた松尾貴史さん(左)と表紙の装画を担当した漫画家、しりあがり寿さんのトークイベント。松尾さんは政治家の物まねを披露して会場の爆笑を誘った=東京・下北沢で2019年4月12日、沢田石洋史撮影

 俳優、コラムニストとして活躍する傍ら、落語を披露するといった多彩な芸を見せる松尾貴史さんは、安倍晋三首相をはじめ権力者や権威への批判をやめない。政治的言動がタブーとされる芸能界では異例だ。そんな松尾さんに聞いた。令和元年、どんな世の中になってほしいですか?【沢田石洋史】

 毎日新聞紙上でコラム「松尾貴史のちょっと違和感」の連載が始まったのが2012年4月。今年、「違和感のススメ」のタイトルで単行本化された。政権批判の切れ味に定評がある。

 「不快だったり、おかしいなと思ったりすると、波風立てないようにそのまま通り過ぎることが、体質的、気質的にできません。それを感じたまま書いているだけなんです。このコラムを書き始めた時は身辺雑事的な内容が多かったけど、だんだん政治家の所業がおかしくなってきた。だから、ペンが政治にも向かうようになりました」

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