連載

変革

時代の波にもまれる日本企業や組織を描く「変革」第11部は、04年の球界再編問題から大きく変化してきたプロ野球のパ・リーグに迫る。

連載一覧

変革

第9部 りそなグループ/19 統合深化へ粘りの調整

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
関西みらいフィナンシャルグループ各行の営業担当者同士で打ち合わせする紀平昌之(左)ら=神戸市のみなと銀行本店で2019年3月、小川祐希撮影
関西みらいフィナンシャルグループ各行の営業担当者同士で打ち合わせする紀平昌之(左)ら=神戸市のみなと銀行本店で2019年3月、小川祐希撮影

 「新しい時代に入ろうとする瞬間に、大きな一歩を踏み出せた」。新元号が発表された4月1日、りそなグループの近畿大阪、関西アーバン両行が合併して誕生した関西みらい銀行(大阪市)の発足式で、社長の菅哲哉(58)は力を込めた。りそなホールディングス子銀行の近畿大阪は昨年4月、三井住友フィナンシャルグループの関西アーバン、みなと両行と経営統合。関西でのさらなる営業力強化に向け、うち2行が合併に踏み切った。

 統合に向けた作業は2017年4月に始まった。大阪市で開かれた3行の営業部門幹部の初会合。りそなから近畿大阪の特命部長に転じた紀平昌之(50)は、関西アーバンの青谷重利(47)らと顔を合わせた。各行の本部人員をどれだけ営業強化に回すか。各行の得意分野をどう他行に広げるか。検討課題が山積する中、出席者の表情は硬かった。関西アーバンとみなとは上場企業として独自に経営してきただけに、「りそな色が強まるこ…

この記事は有料記事です。

残り741文字(全文1141文字)

あわせて読みたい

注目の特集