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皇位継承

安定的な皇位継承を巡る議論が平行線をたどっています。天皇陛下より若い資格者は、秋篠宮さまと長男悠仁さまだけです。

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退位による皇位継承 「令和」と「平成」代替わりを比較する

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「即位後朝見の儀」でおことばを述べられる新天皇陛下=皇居・宮殿「松の間」で2019年5月1日午前11時14分、佐々木順一撮影
「即位後朝見の儀」でおことばを述べられる新天皇陛下=皇居・宮殿「松の間」で2019年5月1日午前11時14分、佐々木順一撮影

 新天皇陛下が「即位後朝見の儀」で初めてのおことばを述べられた。上皇となった前の天皇陛下と同様に自らを規定する憲法に言及する一方、文言の用い方には違いもあった。退位によって実現した皇位継承。喪に服すことのない代替わりは、皇室だけでなく社会にも大きな影響を及ぼした。【和田武士、山田奈緒、稲垣衆史】

「国民に寄り添い」陛下と上皇さま、文言に違いも

 「即位後朝見の儀」で、新陛下は少し緊張した表情で「日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。重責を思うと粛然たる思いがします」と手元の紙を読み上げ始めた。上皇となった前の陛下が即位した際の1989年1月9日の即位後朝見の儀でのおことばは「大行天皇(昭和天皇)の崩御は、誠に哀痛の極み」と始まっており、大きく印象が異なる。退位に伴う皇位継承かどうかの違いの表れといえる。

 新陛下は、上皇さまの歩みに言及。象徴のあり方を模索し、前の皇后美智子さまと共に積極的に国民と交流してきたことに「上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます」と述べた。上皇さまは昭和天皇に「御遺徳に深く思いをいたし」と述べていた。

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