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メディア時評

「はやぶさ2」さめた目を忘れずに=澤岡昭・大同大名誉学長

澤岡昭 大同大名誉学長

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」による小惑星リュウグウへの着地(2月22日)と爆薬を使う銅の塊の撃ち込み(4月5日)は、これ以上望めないほどの成功だった。毎日新聞では当日夕刊と翌日朝刊で掲載し、他紙も同様に報じたが、当事者の発表ぶりと比べると内容に物足りなさを感じた。

 リュウグウから地球への電波到達に17分かかるので、着地も撃ち込みも「リアルタイム」とはいかないが、数十分遅れで装置の作動状況を確認できる。その全てが公開され、メディアへの説明も迅速に行われた。開発担当者が記者の質問に答える姿がユーチューブでライブ中継された。全てをできるだけ速やかに公開する異例の広報姿勢に驚かされた。

 リュウグウの表面は予想に反して岩だらけだったため、高い精度での着地が不可欠で、撃ち込みも極めて難易度が高く、成功の確率は低いと思っていた。探査機運用の全てを徹底公開することでその難しさを国民が共有した。仮に失敗しても“よくやった”とたたえただろう。

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