メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

幻の科学技術立国

第4部 世界の潮流/5 直径500メートル 中国の「天眼」 国を挙げた巨大電波望遠鏡

直径500メートルの世界最大の電波望遠鏡「天眼」=中国科学院国家天文台ホームページから

 <科学の森>

半径5キロの1万人転居

 ●基礎科学にも力

 中国南西部に位置する貴州省の山あいに2016年、直径500メートルの巨大なおわん形の構造物が完成した。世界最大の開口球面電波望遠鏡「FAST(天眼)」だ。米国が運営し、それまで世界最大だったアレシボ望遠鏡(プエルトリコ、直径300メートル)を大きく上回る。ブラックホールなどの天体から届く電波を受信し、宇宙の最深部を観測することを目指している。

 中国は近年、基礎科学分野への投資にも力を入れている。3月の全国人民代表大会(全人代)であった記者会見で、王志剛・中国科学技術相が「基礎研究は科学技術革新の源であり、十分に重視する必要がある」と強調した。天眼も国を挙げた科学技術プロジェクトの一つで、中国科学院国家天文台が約200億円を投じて建設した。

この記事は有料記事です。

残り2574文字(全文2925文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東名あおり運転デマ投稿、強制起訴の被告が死亡

  2. 大阪で過去最多23人死亡 新型コロナ 新たな感染者は357人

  3. 皇族に人権はない? 「眞子さまと小室さん」ご婚約内定から見えてきたこととは

  4. 落語家の桂文枝さん 67歳妻と99歳母が死去 今月下旬に相次ぎ

  5. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです