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長官鳥瞰

小出さん 教壇でも熱く=鈴木大地

 2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんらを育てた名指導者の小出義雄さんが4月24日に亡くなった。「まだお若いのに」と思ったが、80歳だった。いつも明るく、元気に選手を指導している姿を発信されていたからだろう。心からご冥福をお祈りします。

 小出さんとの出会いは、私が千葉・市船橋高2年の時だ。保健体育の教諭として着任された。小出さんを招いたのは、当時校長を務めていた市川恭一郎さん。市川さんが亡くなった08年、私は小欄(08年12月12日付「金曜カフェ」)のため、小出さんに「取材」もしている。「惜しい先生を亡くした」とコラムを締めた。まさか小出さんも鬼籍に入られるとはその時、夢にも思わなかった。

 高校時代の記憶を振り返りたい。小出さんの授業で思い出深いのは、実技の体育以上に、座学で行う「保健」の方だ。教科書の内容はあまり記憶になく、鮮明なのは小出さんが熱っぽく語る陸上の話。「(学年が)一つ下にはな、体が小さいけどいい選手がいるんだ」。後に順大で駅伝監督を長く務める仲村明さんのことだった。水泳のみならず、陸上にも興味を持つきっかけになった。

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