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海外からの渡航者の対応、補助犬に限定証明書 東京パラ大会に向けて ポータルサイトで情報発信
2019/5/5 10:20(最終更新 5/5 10:20)
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東京パラリンピック大会の開幕まで500日を切り、各方面で準備が進む。海外からの訪問者には補助犬使用者も含まれるため、厚生労働省は受け入れのためのガイドラインを作って対応している。日本の基準と同等の補助犬と認められる場合には期間限定証明書を発行する。都道府県などと協力して、日本の補助犬と同様の取り扱いが受けられるよう国内での周知に取り組んでいる。【山縣章子】
日本では、身体障害者補助犬法によって盲導犬、介助犬、聴導犬の3種が補助犬とされ、訓練から認定までの過程も定められている。ただ、海外では、てんかんの発作を探知する犬や、自閉症の人や精神障害者を情緒面で支援する犬なども含む場合があるほか、認定の法制度がない国も多い。さらに日本は狂犬病が発生していない世界でも数少ない国で動物検疫が厳しい。同省は、日本の状況を知ってもらおうと、英語のポータルサイトも設け…
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