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滝野隆浩の掃苔記

無人古書店の性善説

「新しい仕事を始めてもこの無人古書店は続けていきます」と語る「BOOK ROAD」オーナーの中西功さん

 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 東京・多摩地区のJR中央線三鷹駅から歩いて10分少々。静かな住宅地に、24時間営業の無人古書店「BOOK ROAD」はある。全面ガラス戸だから、2坪ほどの店内は外から丸見えである。

 白い書架に並ぶ本は約500冊。「自然界における両性」「コンプレックス文化論」「かわいいミニ・プランツたち」「鳥学の100年」……。一定のコンセプトも売れ筋の本もないが、何だか居心地がいい。

 オーナーの中西功さん(40)は根っからの本好き。1000冊の蔵書で本屋をしたいと思い立ったが、仕事がある。どうする? ヒントは農家がやっている野菜の無人販売。ただ、100円を投げ入れる「さい銭方式」だと味気ない。そこでカプセル自動販売機を置いた。客は本の値札に合わせて100円硬貨を投入。ツマミをガチャガチャ回せば、カプセルに入ったポリ袋が出てくるという仕掛けだ。「袋に本を入れれば、買った証明にな…

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