風俗店で食い物にされる知的・発達障害者 背景に社会的孤立

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かつて風俗店で働いていた渡辺ミキさん(仮名)。対人関係に困難を抱え、風俗の仕事は自己肯定感の低さを埋めてくれた=東京都内で2019年3月27日、尾籠章裕撮影
かつて風俗店で働いていた渡辺ミキさん(仮名)。対人関係に困難を抱え、風俗の仕事は自己肯定感の低さを埋めてくれた=東京都内で2019年3月27日、尾籠章裕撮影

 暴力は最も弱い人に向けられる。しかも性暴力は見えにくい。知的障害や発達障害を持つ女性は、障害の特性につけ込まれて男性の性的な欲求のはけ口にされたり、風俗産業の食い物にされたりする上、被害をうまく訴えられず認められないこともある。最も弱いゆえに狙われる障害者の性暴力被害の実態と課題を、2回に分けて報告する。

 照明を当てた体が、パソコン画面に白く浮かび上がる。画面右側のチャット欄にメッセージが次々と表示される。「可愛いね」「早く脱いで」――。東京都内に住む渡辺ミキさん(29)=仮名=は、発達障害の一つで対人関係に困難を抱える「自閉スペクトラム症」だ。

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