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安田賢治のここだけの話

志願者増でも安全志向が強まった私立大入試

今春の私立大大学入試で志願者が伸びた大学と減少した大学

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 今春の私立大志願者は、昨年に比べて4%ほど増えた。少子化により受験生数は減っており、併願校を増やす受験生が多かったということだ。

 2017年も8%、18年も7%増と志願者は増えてきたが、今年は同じ志願者増加でも、中身に変化が見られ、私立大の入試でも安全志向が強くなったのだ。

 難関と言われる早稲田大、慶応大、上智大はすべて志願者減。MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)と呼ばれるグループでは2学部を新設した中央大以外、すべて志願者減。関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)でも関西大を除いて減った。昨年は慶応大と関西学院大だけが志願者を減らしただけに、まさに様変わりだ。志願者が増えているのは、難易度が50未満の入りやすい大学・学部だった。

 16年から始まった定員管理の厳格化で、各大学は合格者を減らして難化した。そのため、上位大を敬遠する傾向が強まったと見られる。もちろん、21年からの大学入試改革の影響も大きい。この現役進学志向の強まりは、来年、さらに強まると予測されている。そうなると、「入れる大学選び」になってしまう懸念がある。

 受験生は「入りたい大学選び」ということを意識しないと、ミスマッチを起こして中退ということにもなりかねない。志望校選びは慎重に行いたい。

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