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まち探訪

地下鉄東山線編/5 アート@今池駅 作家の「想い」後押し /愛知

 名古屋・今池はおもちゃ箱をひっくり返したようなわい雑な雰囲気がある。かつては居酒屋やパチンコ店、サウナ、キャバレー、ラブホテルなどが点在する歓楽街だった。平成半ば頃からキャバレーや風俗店がライブハウスや音楽スタジオに移行。若者好みのドン・キホーテも出店し、眠らない街は趣が変わった。

 地下鉄は東山線と桜通線が乗り入れる。地下通路とつながる新今池ビルにはかつて三つの映画館や飲食店街が入居したが、2階のウニタ書店が営業するのみ。昭和時代に繁栄した商業ビルは廃屋同然となり、今池のにぎわいは名駅や栄地区に取って代わられた。

 ミニシアター草創期の1982年に開館した名古屋シネマテーク(千種区今池1)は駅南西のスタービル2階にある。客席40人の1スクリーン。87年から支配人を務めた平野勇治さん(享年57)が1月27日、鬼籍に入った。フランス映画やアート系作品、自主製作映画、ドキュメンタリーなどシネコンで見られない希少な作品を世に送り出した。その遺志やエスプリは令和の時代に受け継がれた。

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