障害者の性被害 守りきれない「法の傘」

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障害者への性暴力こんな支援を
障害者への性暴力こんな支援を

 軽度の知的障害がある吉田えみさん(23)=仮名・神奈川県在住=は、特別支援学校高等部に通っていた時、男性教諭(当時20代)から性的な被害に遭った。

 男性教諭は「背が高くてかっこいい先生」。バレンタインデーにチョコを贈ったのを機に手紙のやりとりが始まった。部活の帰りに男性教諭に「送っていくよ」と言われ車に乗せられた。「家に来ない?」。誘われるままについて行くと関係を持たされた。関係は数カ月間続いたが、ある時男性教諭のアパートに2人で入るところを知人に見られ、発覚した。

 えみさんは誘われると断るのが苦手だ。「私のことを好きでいてくれると思っていたのに……。見つかった途端、態度が冷たくなり体が目的だったと気づき、ショックだった」と話す。

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