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ほくりく今昔

いよいよ新時代「令和」が始まる。移り変わった北陸の姿を「今」と、平成が始まった頃の「昔」の写真2枚で振り返る。

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平成から令和へ/9止 サンダーバード 存続願う、花形電車 /福井

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北陸線を走る特急サンダーバード。すぐ脇では北陸新幹線の工事が進んでいる=福井市春日1で、塚本恒撮影
北陸線を走る特急サンダーバード。すぐ脇では北陸新幹線の工事が進んでいる=福井市春日1で、塚本恒撮影

 JR福井駅にほど近い足羽川で、北陸新幹線の橋りょう工事が進む脇を白い車体に青いラインが入った車両が走り抜ける。平成の時代、北陸地方と関西圏を結んできた北陸線の特急「サンダーバード」だ。その前身は特急「雷鳥」。武生市(現越前市)出身の鉄道写真家、南正時さん(72)=東京都=は「雷鳥といえば北陸線の花形電車。鉄道ファンにも人気があって福井までよく撮影に来た」と振り返る。

 雷鳥は大阪と富山を結ぶ特急として1964年に運行を始め、ビジネス客や観光客の足として活躍してきた。写真家として雷鳥を撮影し続けてきた南さんは、平成初期を「一番面白かった時代」と振り返る。JR西日本が新たなパノラマ車両を導入するなど創意工夫を凝らしていた。「色んな車両が出てきてカメラマンとしても撮りがいがあった。出版社からも撮影依頼がたくさんあった」。95年4月には後継車両のサンダーバードが登場す…

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