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美食地質学入門

第14講 ワサビ ツンと香る、水の恵み

(手前から時計回りに)葉ワサビのかき揚げ、サワラのワサビかす漬け、細巻き、おひたし、レンコンまんじゅう

 刺し身に欠かせないワサビは、伊豆半島と日本列島の衝突のたまものだそうだ。今回も和食の名脇役に光を当てながら、日本列島の成り立ちとの関わりを探ります。

 ワサビの歴史は古く、奈良時代から珍重されていた。栽培が始まったのは約400年前。静岡の村で、自生しているワサビを沢に移植した。これを駿府に隠居していた徳川家康が食していたく気に入り、門外不出とした。山葵と表記するワサビが、徳川家の葵(あおい)の紋と通じていたからかどうかは知らないが。すしに使うようになったのは江戸時代末期の文政時代というから、意外と新しい。

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