安倍首相の「賭け」日朝会談へ前のめり 「拉致進展」条件外し 置き去りに焦りも

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
安倍晋三首相=丸山博撮影
安倍晋三首相=丸山博撮影

 安倍晋三首相が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に前提条件を設けないと明言し、対話に前のめりな姿勢を鮮明にした。北朝鮮は米国や中国、韓国、ロシアなどと対話を進めており、日本が「置き去り」になることへの焦りがにじむ。ただ、前提としていた「拉致問題の進展」を前面から引っ込めることは、リスクも伴う。【秋山信一】

 「あらゆるチャンスを逃さない決意で問題解決にあたっていく」。首相は6日深夜、トランプ米大統領との電話協議後、記者団に対し、日朝首脳会談に強い意欲を示した。河野太郎外相は7日の記者会見で「北朝鮮は決断がトップレベルで行われることが多い。拉致問題解決を考えれば、首脳会談が必要なのは明白だ」と説明した。

この記事は有料記事です。

残り2123文字(全文2438文字)

あわせて読みたい

注目の特集