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データ革命

運動、睡眠…健康データから広がるサービス 端末から直接集積

モフの計測バンドを着けて運動する高齢者。タブレット端末の画面には動作の手本だけでなく、実際にどれくらい腕が上がったかも表示される=埼玉県深谷市で2019年3月、岡大介撮影

 インターネット上や生活の場で得られる膨大なデータが新しい価値を生み出す「データ経済」が注目されている。データは私たちの生活をどう変えるのか。米IT大手が席巻する中、日本に勝機はあるのか。データの活用が進む現場から探った。

 埼玉県深谷市の介護リハビリ施設「うちリハ深谷中山道店」で、高齢者がタブレット端末の画面を見ながら腕や足を伸ばしていた。通常の体操と違うのは、腕や足にベンチャー企業「モフ」(東京都)が開発した計測バンドを着けていることだ。画面には体操の手本の映像だけでなく、腕や足を動かした角度などもリアルタイムで表示されるため、正しい動作が身に着く。須永幸子さん(79)は「実際にどれくらい動いたか、自分で分かるので楽しいわね」と笑顔を見せた。

 このデータは施設を通じて同意を得た上でモフが蓄積し、身体機能の改善につながった動きなどを分析、より効果が高い運動プログラムの開発に役立てている。現在、約300施設が導入済みだ。3月末からは東京都の施設で、これまで集めたデータを学習した人工知能(AI)が、利用者一人一人に合った運動を自動で提案してくれるプログラムも試験的に実施。少ないスタッフでリハビリができるようにし、介護現場の人手不足緩和につな…

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