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データ革命

日本「リアルデータ」で勝機探る GAFA含め争奪戦始まる

ベッドマットの下に端末を差し込むニューロスペースの小林孝徳社長。体に接触することなく睡眠データを集めることができる=東京都墨田区で2019年2月、岡大介撮影

 「成長のエンジンは、もはやガソリンではなくデジタルデータで回っている」。安倍晋三首相は1月、スイス・ダボスでこう演説し、経済成長のけん引役としてデータの重要性が高まっていることを強調した。データが経済や社会に与える影響について、官民の注目は高まる一方だ。

 データの世界でGAFAが圧倒的な存在感を持つのが、インターネット上の検索や通販の購買、SNSの反応などから得られる「バーチャル(仮想)データ」だ。ネット検索エンジンでの世界シェア(市場占有率)が92・9%に達するグーグルなど、GAFAがほぼ独占状態となっている分野もあり、もはや「勝負あり」と言える状況だ。

 これに対し、争奪戦が本格化しつつあるのが実際の生活の場などで得られる「リアル(現実)データ」で、健康データもその一つ。自動車や家電、工場の機械などあらゆるモノをインターネットでつなぐ「IoT」の普及に伴い、リアルデータはどんどん増えることが確実だ。コンサルティング会社アクセンチュアの試算によると、リアルデータは2030年に14.2兆ドル(約1500兆円)の経済価値をもたらし、日本市場の規模は米国…

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