メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

私だけの東京・2020に語り継ぐ

猫写真家・沖昌之さん 撮影で知った人の温かさ

沖昌之さん=手塚耕一郎撮影

 30代前半の時に会社を辞めて大阪から東京に出てきました。当時お付き合いしていた人が東京にいたからです。とりあえず就職しようと仕事を探したんですけど、何のつても資格もないし、学歴も大学中退だし、当然なかなか見つからない。当時は、やっぱり東京の人は冷たいなと思ったりしましたね。

 本当に就職できるのかと不安に思っていたある日、地下鉄の駅に置いてあるタウン誌をたまたま手に取ったんです。そこで見たのが、下町にある婦人服店の社員募集の広告でした。それがちょっと変わった広告で、女性の社長がびしっと決めて写っている写真があって、入社したいなら私のブログを読んで感想を持ってきてほしい、というようなことが書いてあった。何となく上から目線で、めっちゃ面白くて。採用されなくても話のネタになるわ、と思って面接に行ったんです。社長は下町気質で、ずばずば物を言うけど含みもない。関西人としては分かりやすかった。それでご縁があったのか雇ってくれました。

 会社では、社長の指示で宣伝用の商品や人物の撮影を担当しました。正直、写真を撮るのは好きやなかったん…

この記事は有料記事です。

残り1335文字(全文1801文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. キャバクラ暴行死 未婚10代母、遠い自立 娘残し無念
  2. 山形・鶴岡の酒蔵、酒瓶1000本以上割れる 新潟震度6強
  3. 新潟県下越で震度6強 新潟、山形、石川に一時、津波注意報
  4. 土砂崩れ、川の大部分せき止められ水田に水あふれ出る 山形・鶴岡 新潟震度6強
  5. 負の連鎖断ち切る 児童虐待 親支援で再発防止

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです