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ならまち暮らし

スサノオの嘆き=寮美千子 /奈良

 田原本町の多(おお)神社は、古事記の編さん者・太安万侶(おおのやすまろ)ゆかりの神社。ひょんなことから紹介され、春の大祭「多れんぞ」で「勾玉(まがたま)天龍座」として、毎年、朗読劇古事記を奉納させてもらっている。今年で7年目になった。毎回書き下ろし新作だ。

 今年の演目は「天(あま)の詔琴(のりごと) 鳴り響くとき」。オオナムチが八十神(やそがみ)の兄たちから殺されそうになり、根の国に逃げのびる物語。やっとの思いでたどりついた根の国で、オオナムチはまたしても試練にあう。根の国の主のスサノオの娘と恋に落ちたため、スサノオからさんざん試されてしまうのだ。スセリヒメの呪術的な力に助けられて難を逃れるオオナムチ。しかし、最後の試練はあまりにも過酷だった。野に火を放ったスサノオに、焼き殺されそうになる。

 ネズミたちに助けられて生き延びたオオナムチに、スサノオはようやく心を許し、館に招く。そして、頭のシ…

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