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古川さんの置き土産

一周忌を迎えて/1 維新史 歴史的記念物の長州砲 /山口

 下関市出身の直木賞作家、古川薫さんが92歳で亡くなって5日で1年が過ぎた。多趣味・多才な古川さんは、文学だけではなく、下関のさまざまなジャンルの文化に深い足跡を残している。一周忌を機に、分野ごとに古川さんが下関に残した足跡をたどり、下関の文化に与えた影響の大きさを改めて振り返りたい。【竹花周】

 緻密な史料の読み込みを基本とする古川さんの創作活動は、時に現代と幕末をリアルに結ぶことがあった。一例としてよく知られているのが、下関市長府川端の市立歴史博物館に展示されている「荻野流一貫目青銅砲」だ。幕末期、攘夷(じょうい)戦争に敗れてフランスに持ち去られたもので、古川さんの尽力により“里帰り”が実現した。

 長州藩は、幕末期に英仏蘭米の艦隊に挑んだ下関戦争で約150門の大砲を使った。1864年に敗戦後、こ…

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