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最善願いつつ、最悪に備える=国立がん研究センター東病院 がん相談統括専門職 坂本はと恵

 「私が入院すると、認知症の母の世話をする人がいません。自分に万が一のことが起こっても大丈夫なように手配してからでないと入院できません」

 最近、このような相談が増えています。親の介護を担っていた息子さんが、がんの診断を受けるなど、親子や夫婦で病気を抱える状況になった途端、それまでの生活を維持することが難しくなるという問題に直面するケースは少なくありません。

 現在、65歳以上の高齢者世帯のうち、夫婦のみ世帯か単身の世帯が64・7%を占める一方、支え手となる現役世代(15~64歳)は減少の一途をたどっています。割合でみると、1980年代は65歳以上の高齢者1人を支える現役世代が7・4人でしたが、2017年は2・2人にまで減っています。加えて、65歳以上の高齢者の7人に1人は認知症があることも明らかになっていて、支え手にもしものことがあった場合、家族の生…

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