トランプ発言の衝撃、米中貿易戦争で楽観論後退 世界市場で株安連鎖
毎日新聞
2019/5/8 22:24(最終更新 5/8 22:40)
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米中貿易戦争激化の懸念を背景に、世界市場で株安が連鎖している。8日は前日の欧米市場の流れを引き継いで東京市場で株価が続落し、中国などアジア各国でも軒並み下落した。トランプ米大統領の表明通りに中国製品に対する関税が引き上げられれば更なる混乱を招く恐れがあり、市場関係者は9~10日にワシントンで開かれる閣僚級の米中貿易協議の行方に神経をとがらせている。【後藤豪、高橋祐貴】
8日の東京株式市場は、東証1部上場企業のうち8割超の銘柄が値を下げる全面安の展開となった。韓国やシンガポール市場の株価指数が約1カ月ぶりの安値をつけるなど、アジア各国にも株安が波及した。
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