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さらば「改憲マニア」たち 自民党の元「指南役」 小林節・慶応大名誉教授

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インタビューに答える小林節慶應義塾大学名誉教授=東京都千代田区で2019年4月24日、山下浩一撮影
インタビューに答える小林節慶應義塾大学名誉教授=東京都千代田区で2019年4月24日、山下浩一撮影

 会いたい人がいた。慶応大名誉教授の小林節さん(70)。憲法改正を主張するタカ派憲法学者として自民党の「指南役」を務めながら、安倍晋三首相の再登板後は、改憲論者の立場から「邪道」と厳しく批判してきた。ところが、だ。一大決心をしたらしい。【吉井理記】

70歳の護憲派宣言 「僕は進歩した」

 話は1980年代にさかのぼる。皇居にほど近い学士会館(東京都千代田区)で開かれたある会合に、自民党議員らに交じり、米国留学を終えたばかりの小林さんの顔があった。

 「安倍首相の祖父・岸信介元首相が設立した『自主憲法制定国民会議』です。当時は改憲を口にするだけで右翼と言われる時代。だから『改憲はタブーじゃない』という僕の主張を知った自民党が喜んで勉強会に呼ぶようになり、『国民会議』にも招かれたんだが……」

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