436年ぶり、元伊勢籠神社ゆかり 観世流・片山さん 18日・宮津 /京都

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436年ぶりに復活上演される能「真名井原」への思いを語る観世流能楽師の片山伸吾さん=京都市北区で、澤木政輝撮影
436年ぶりに復活上演される能「真名井原」への思いを語る観世流能楽師の片山伸吾さん=京都市北区で、澤木政輝撮影

 丹後国一宮で、伊勢神宮の両神がかつて祭られた地と伝わる元伊勢籠(この)神社(宮津市大垣)の現在地への鎮座1300年を記念し、同神社にゆかりの能「真名井原(まないのはら)」が18日、境内の特設舞台で436年ぶりに復活上演される。2年がかりで復曲を手掛け、公演のシテを勤める京都市北区の観世流能楽師、片山伸吾さん(51)は「歴史ある素晴らしい神社で、正にその場が舞台の曲。スケールの大きい能をダイナミックに演じたい」と意欲を込めている。

 同神社は太古から外宮の祭神・豊受大神(とようけのおおみかみ)を祭り、その後崇神(すじん)天皇の時代に内宮の祭神・天照大神(あまてらすおおみかみ)が宮中から伊勢へ移る際に4年間、合わせ祭られたと伝えられる古社。元は現在の奥宮・真名井神社の地に本殿があったが、養老3(719)年に南約500メートルの現在地に遷座し、今年で1300年を迎える。神代の昔から海部(あまべ)氏が社家を継承し、現在の海部光彦宮…

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