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日露戦争時代の愛媛とロシア 捕虜と市民、深めた絆 自由に外出、道後温泉で入浴も /四国

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ワシリー・ボイスマン大佐の胸像=松山市御幸1で、木島諒子撮影
ワシリー・ボイスマン大佐の胸像=松山市御幸1で、木島諒子撮影

軍人と看護師の恋、映画に

 愛媛とロシア--。両国には日露戦争時代の松山が舞台となった「絆」の物語がある。ロシア兵捕虜と市民との交流や松山城の大井戸から見つかった1枚の金貨をきっかけに浮かび上がったロシア兵とその看護に従事していた女性のロマンス。そんな出来事を題材とした舞台や映画も製作された。今年3月には「愛媛ロシア友好協会」も設立。近年再注目される両国の縁を巡った。【木島諒子】

 住宅と寺院が建ち並ぶ同市御幸地区の急な坂道を登ると、捕虜たちが埋葬された「ロシア兵墓地」にたどり着く。1904(明治37)年、日露戦争が勃発し、松山市に全国初の捕虜収容所が設けられた。墓地には戦闘で負傷し懸命の看護のかいなく、松山で生涯を終えたロシア兵98人が静かに眠っている。

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