連載

科学の森

科学や環境問題を専門に取材する記者が、身近な話題を図解を交えてわかりやすく解説します。

連載一覧

科学の森

職場の多様性、追求を 「ネイチャー」初の女性編集長、マグダレーナ・スキッパーさん

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
=大場あい撮影
=大場あい撮影

 日本の科学技術力の衰退や中国の躍進、女性研究者の現状などについて、英科学誌「ネイチャー」で初の女性編集長に就いたマグダレーナ・スキッパーさん(50)に聞いた。【聞き手・大場あい、須田桃子】

 --近年、日本の科学技術の衰退が指摘されています。要因は何でしょうか。

 日本の研究者の話や統計データなどから考えると、研究や研究者への支援が不十分だ。第一は資金面。特に応用研究には大変な費用がかかるが、公的資金だけでは国際競争力のある研究を進められないと考えている研究者は多い。

 もう一つは環境面だ。仕事として安定して研究が続けられる環境がなければ、世界で勝負できる成果を生み出すのは難しい。教育面の支援も重要だ。学生らに研究者が価値ある職業であることを伝えるべきだ。

この記事は有料記事です。

残り917文字(全文1247文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集