警察庁、ネット上のテロ情報自動収集 過激派書き込みなど
毎日新聞
2019/5/9 20:18(最終更新 5/10 04:48)
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スリランカ連続爆破事件やニュージーランド(NZ)銃乱射事件など世界各地のテロでソーシャルメディアが過激思想の誇示や拡散に悪用されている。
9月にラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会開幕、来年には東京五輪・パラリンピックを控える国内では、警察庁が16年4月、インターネット上に公開されたテロ関連情報などを自動的に収集・分析する「インターネット・オシントセンター」を警備局に設置し、運用している。
オシントとは、公開情報収集(Open Source Intelligence)の略語。テロに関連する団体名などのキーワードから関連情報を集め、早期に兆候をつかむ狙いだ。国際ハッカー集団による犯行声明などサイバー攻撃関連情報のほか、3Dプリンターで製造可能な拳銃のデータをダウンロードできるウェブサイトなどテロインフラ関連情報、イスラム過激派による書き込みなどを監視している。
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