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Gender×JAPAN

東京五輪を前に次々と明らかになった日本の深刻なジェンダーギャップ。意識のアップデートのために何が必要?

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芸術祭の男女平等 「保守的な愛知から発信することに意味」津田大介さんインタビュー

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あいちトリエンナーレ2019の芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介さん=2019年4月、東京都渋谷区で永田晶子撮影
あいちトリエンナーレ2019の芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介さん=2019年4月、東京都渋谷区で永田晶子撮影

 インターネット上で大きな反響を呼んでいる「あいちトリエンナーレ2019」の「ジェンダー平等」宣言。芸術監督の津田大介さん(45)に決定までのいきさつなどを聞いた。【永田晶子】

 ――決意したきっかけとして、昨年起きた東京医科大の女子受験生差別を挙げている。

 ◆昨年は大相撲巡業の土俵上で倒れた市長の救命処置をした女性が土俵から下りるように促されたり、さまざまなセクハラ被害が表面化したり、女性に対する差別について考えさせられたりする事件が相次いだ。中でも東京医科大の問題はそれを真正面から擁護する人が相次いだことも含めて日本社会の「タガが外れた」感があり、ショックを受けた。

 ジャーナリストとして学生の就職を取材すると「能力だけで採用を決めると女性ばかりになる。男女比がアンバランスになってしまうため男性にゲタを履かせている」と話す企業の人事担当者は多い。それもどうかと思うが、企業の採用面接は第三者が客観的に検証するのは難しい部分がある。しかし、点数で合否を決めるペーパーテストは操作の余地がなく、「客観・中立・公正」なはずだと誰もが思っていた。それがこともあろうに、公共…

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【Gender×JAPAN】

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