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我が子に障害があると分かったら--。そんな時、相談できる理解者がいてくれたらどれだけ心強いだろう。障害のある子供を育てた経験を持つ親が、同じような境遇の親の悩みに耳を傾ける取り組みが県内で進んでいる。当事者同士が語り合うことで、不安の軽減や前向きに生きるヒントを得ることにつながるという。【金志尚】
高松市田村町のかがわ総合リハビリテーションセンターの一室で毎月、「ペアメンCafeせいねんきの部屋」が開かれている。4月下旬、この部屋に10人の男女が集まった。障害のある中学生以上の子供を持つ親らがコーヒーなどを飲みながら、悩みや体験を打ち明け合った。20代前半の息子に発達障害があるというさぬき市に住む公務員の男性(59)は「他の人の話を聞くと自分の子供への見方も変わってくるし、必要以上に悩まなくてもいいと…
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